今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、セレブオーラ全開の感覚派レディ「加古 望(かこ のぞみ)」を紹介します。
ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。
加古さんはA級6位部隊加古隊を率いる隊長。作中での活躍はまだあまり多くありませんが、その圧倒的なオーラとかわいらしさ、そして何より数々の犠牲者を出した『チャーハン』で知られる人気キャラクターです。
今回はそんな加古さんの魅力と、チャーハンについて語らせていただきます。
ワールドトリガー、加古望のプロフィール(声優含む)
マイペースな感覚派セレブレディ(ただし実家は一般家庭)
ボジション | シューター(A級6位部隊 加古隊隊長) |
年齢 | 20歳 |
誕生日 | 12月25日 |
身長 | 173cm |
血液型 | B型 |
星座 | かぎ座 |
職業 | 大学生 |
好きなもの | ドライブ、リンゴ、炒飯作り、才能のある人間 |
声優 | 渡辺美佐 |
加古さんはA級6位部隊加古隊を率いる隊長として登場します。
とは言え実際の戦闘シーンはほとんどなく、作中での隊員としての活躍はこれから。ボーダー内での日常シーンやランク戦の解説で登場した回数の方が多いぐらいです。
外見は口元のホクロが特徴的なセレブオーラ全開のクールな美女。
実家はさぞかしお金持ちなのだろうと思いきや、ごく普通の一般家庭で育ったそうです。
つまりこのセレブ感は完全な突然変異ということですね。
また、さぞ大人っぽい性格の女性なのだろうと思いきや、中身は非常に自由闊達で、遊んでいる男どもを見て一緒に遊びたいと目を輝かせるような子供っぽい一面も。
こうした見た目と中身のギャップも加古さんの魅力の一つなのでしょう。
旧東隊に所属しており、その時の同僚で同い年の二宮とは犬猿の仲(?)。
ことあるごとに突っかかっていて、ガロプラ戦では二宮が指揮を取ろうとすると「不服じゃないけどおもしろくないわ」と宣言し、別の人間(諏訪)をトップに立てて二宮が案を出す形にすると「さっきよりムカつかない」などと好き勝手言っています。
喧嘩するほど仲が良いと言うべきが、それとも近親憎悪(才能好き・ただし好む才能の方向性は異なる)と言うべきか、この二人の関係は非常に悩ましい所です。
ちなみに、作者から加古さんは「マイウェイをマイペースでモデルウォークするほくろ射手」と称されています(的確だけどひどいなw)
イニシャル「K」で統一された加古隊(ただし香取は除く)
加古のマイウェイで独特の感性は、その率いる部隊にも表れています。
加古さんは自分のイニシャルにこだわりがあるらしく、加古隊はイニシャルを全員「K」に統一しています。
ええ、正直なんでかはよく分かりません。
その上で才能ある人間(個人で光るタイプ)をスカウトして隊を結成しており、主人公の一人、空閑遊真も加古さんに熱烈に勧誘されていました。
ちなみにかなりなりふり構わずスカウトしていたようで、過去には小南や影浦、木虎はもちろんのこと、風間さんや鬼怒田さんまで声をかけたことがあるのだとか。
一方、香取葉子などは才能面では文句なしだったでしょうがスカウトされていません(香取はそのことを地味に気にしている様子)。
まあ、実際に香取が隊に加わったら性格的に上手く行かないでしょうし、そこは適当なようできちんと見ているんでしょうね。
ワールドトリガー、加古望の強さ
ハウンドを駆使する感覚派シューター、未登場のトリガー「タイマー」とは?
トリオン | 9 |
攻撃 | 8 |
防御・援護 | 5 |
機動 | 7 |
技術 | 8 |
射程 | 4 |
指揮 | 6 |
特殊戦術 | 7 |
合計 | 54 |
これが加古さんのパラメーターです。ある意味でバランスの良い普通のシューターですが、気になるのは特殊戦術の値が「7」と少し高めな点(通常は2~4程度)。
トリガー構成は、右手で改造型「ハウンド(誘導弾)」と「アステロイド(通常弾)」を切り替えて使い、左手で変幻自在のブレードトリガー「スコーピオン」を振るうオールラウンダーに近い戦い方。
実際、将来的にはオールラウンダーを目指しているようです。
加古さんのトリガー構成で特徴的なのが、「テレポーター」と「タイマー」。
テレポーターは短距離瞬間移動を可能とするトリガーとして、他にも使用する隊員が存在しますが、タイマーは今のところ加古さんしか装備していない特殊なトリガーです。
実はまだ、タイマーの具体的な能力については作中で明かされていないため不明なのですが、名前から推測するに「シュータートリガーを時間差で発動させることができるトラップのようなトリガー」ではないでしょうか。
これをハウンド(誘導弾)と組み合わせれば実に変幻自在の戦い方が可能となるでしょうし、加古さんのイメージともピッタリです。
少なくとも、このタイマーが加古さんの高い特殊戦術の値の要因であることは間違いないでしょう。
加古隊隊長として、旧東隊で鍛えられた戦術眼
加古さんは以前、上層部によって連携と戦術の重要性を学ぶよう東春秋のもとに送り込まれ、元A級1位部隊、旧東隊の隊員だった経歴の持ち主です。
まだ隊長として隊員を指揮しているシーンは存在しませんが、旧東隊で鍛えられた戦術眼は確か。
特に、相手の戦術の癖や特徴を見抜くことには長けており、ランク戦では誰がその作戦を提案したかなど、的確な解説を行っています。
一方で加古隊の部隊構成を見ると、アタッカー1名、シューター1名、トラッパー1名の戦闘員3名構成。
加古さんの性格を考えると、恐らくトラッパーの喜多川真衣と連携したトリッキーな戦術を得意とするのではないでしょうか。
実際の加古隊としての活躍が待ち望まれます。
ワールドトリガー、加古望のチャーハンとは
味覚は普通、ただし好奇心が……堤を殺す
趣味にチャーハンづくりとあり、加古さんを一躍有名にした加古チャーハン。
実は作中で実際にチャーハンが作られたシーンというのは今のところ存在しません。
表紙裏の設定だけでここまで盛り上がる……これぞワールドトリガーですよね。
ちなみに加古さんは6歳から趣味でチャーハン作りをしており、実際にその腕は一流。
味覚がおかしいといったこともなく、8割方は普通に美味しい絶品チャーハンが出来上がります。
問題は残り2割。好奇心から様々な具材を投入し、とんでもないゲテモノチャーハンが誕生することがあるのです。
加古さんはこのチャーハンを頻繁にボーダー内で隊員に振舞っており、同世代の男を中心に多数の被害者を出しています。
この被害を回避できているのは一部の例外だけ(来馬=運がいいのでハズレを引かない、二宮=命が惜しいのでそもそも食べない、黒江=野生児なので胃が強い)。
実に恐ろしい生物兵器となっています。
”漢”堤大地は二度死ぬ
そして中でも最も多くチャーハンの被害者となっているのが、諏訪隊隊員、堤大地です。
表紙裏で作者が語った有名な言葉を紹介します。
「『チョコミント炒飯』で堤が」
「『いくらカスタード炒飯』で太刀川が」
「『蜂蜜ししゃも炒飯』でもう一度堤が死んだ」
「堤大地は二度死ぬ」
果たして、本編で加古チャーハンが登場する日は来るのか?
そしてその時、堤大地の命運やいかに?(ま、死ぬだけなんですけどね)
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