今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、トリックスターの神「ロキ」について解説します。
ロキはオラリオ最強派閥の一角「ロキ・ファミリア」の主神。
フィンやアイズを初めとした英雄級の冒険者を多数眷属に抱える、オラリオで最も影響力の強い神の一柱です。
ただのおちゃらけたセクハラ神かと思いきや、実は非常に切れ者で情が深いロキ。
本記事ではそんなロキのプロフィールや過去、神々との関係やロキ・ファミリアについて解説してまいります。
「ダンまち」ロキのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
ロキはフィンやアイズたちが所属するオラリオ最強派閥の一角「ロキ・ファミリア」の主神です。
元ネタである北欧神話では男神ですが本作では女神(ただし北欧神話でも8年間女性に変身して子をもうけたというエピソードがある)。
外見は緋色の髪と糸目が特徴の小柄でスレンダーな女性。
何故か口調はエセ関西弁です。
普段はおちゃらけ飄々とした雰囲気を漂わせていますが、謀略・陰謀などきな臭い話に目鼻が利き、狡猾な立ち回りを得意とする切れ者としての一面も持ち合わせています。
また非常に女好きでセクハラ好き、作中では度々女性団員たちにセクハラをかましては大抵手痛い反撃を被っています。
声優は久保ユリカさんが担当。
天界でのロキ(過去)
元々オラリオが出来て神々が下界に降りてくる以前、ロキは天界で悪辣なトリックスターとして名を馳せていたそうです。
それが下界で多数の「子」を抱えたことで責任感が芽生え、ファミリアへの子供たちへの愛情深い女神へと変貌。
当時を知るフレイヤ神などはロキの変わりように驚いていました。
反面、感情的で苛烈な一面は健在、あるいは天界にいた頃より激しくなっており、子供たちを傷つけたものは決して許そうとしません。
ちなみにフレイヤ神の「魅了」のような「権能」、ヘファイストスの「鍛冶」ような神域の業などは特に保有していない模様。
神としての性質を考えれば、その狡猾さこそが能力と言えそうですが……
「ダンまち」ロキと神々
ロキ無乳~VSヘスティア~
ロキの胸部は絶壁です。
悲しいぐらいの無乳であり、神々からも「ロリ巨乳」にかけて「ロキ無乳」と呼ばれ揶揄われています。
ロキ自身もその無乳を気にしており、ヘスティアやフレイヤたち巨乳の女神を敵視。
特にヘスティアとは非常に仲が悪く、出会えば大抵罵詈雑言の取っ組み合いとなり、ヘスティアの胸が躍動する様を見て戦意喪失、逃げ帰ってヤケ酒を呷り、二日酔いになるというのが鉄板ネタです。
一方でデメテルのように巨乳でも神格者であれば敵視することはなく、また巨乳の子供たちを敵視している様子はありません。
ヘスティアやフレイヤは、胸以前に単純に性格が合わないだけという気も……
フレイヤと共謀し、ゼウス・ヘラを追放?
現在オラリオは「ロキ・ファミリア」「フレイヤ・ファミリア」の二強体制ですが、それ以前は「ゼウス・ファミリア」と「ヘラ・ファミリア」が双璧として君臨していました。
しかし物語開始15年前、ゼウス・ヘラの両ファミリアは最後の三大クエスト「隻眼の黒竜」討伐に失敗。
ファミリアは壊滅状態となり、ロキとフレイヤにその失敗の責任を追及され、主神がオラリオから追放されたことでゼウス・ヘラの両ファミリアは消滅しています。
ただこの追放劇はゼウス・ヘラが残された時代の英雄たちの踏み台となるために、ロキたちと共謀の上でわざと追放されたことが示唆されており、ロキたちは望んで今の立場に収まったわけではないようです。
「ダンまち」ロキ・ファミリア
28年前、フィンの逆スカウトを受けファミリア結成
ロキ・ファミリアはまだ結成して30年も経っていないまだ歴史の浅いファミリアです。
下界に降りてきたロキは今から28年前、オラリオと離れたプレブリカという田舎村で眷属集めをしていました。
美女・美少女にばかり声をかけていましたが、悉く断られてしまったところをフィンと出会い、彼の逆スカウトを受けてロキ・ファミリアは結成されます。
その後、リヴェリアやガレスを眷属に加え、数年間各地を旅した後、オラリオへと到着。
そこでフィンらの手腕もあって次々と眷属を増やし、オラリオ最大派閥の一角にまで上り詰めることとなります。
ロキ・ファミリア構成員
ロキ・ファミリアの構成員数はオラリオでも屈指のもの。
ここでは幹部ら主要メンバーについてざっと触れさせていただきます。
フィン(団長・三首脳)
小人族の再興を目指す団長。
ロキの最初の眷属であり、その夢の実現に向けロキも協力している。
そのためヘルメスがフィンを利用した時は、ロキはかつてないほど激怒していた。
LV6→LV7。
リヴェリア(副団長・三首脳)
ハイエルフでファミリアのママ的存在。
ロキのセクハラに苦労している。
LV6→LV7。
ガレス(三首脳)
ドワーフの老兵。
豪快な酒好きでロキとは飲み仲間。
LV6→LV7。
アイズ(幹部)
風の魔法を操る少女剣士でファミリアの中核。
ロキの一番のお気に入りでどこにも嫁にはやらんと公言。
LV5→LV6。
ティオネ(幹部)
双子アマゾネス戦士の姉。
フィンの貞操を狙う恋する少女であり、ロキでさえセクハラを躊躇うほど。
LV5→LV6。
ティオナ(幹部)
双子アマゾネス戦士の妹。
ロキと同じ胸の悩みを抱える。
LV5→LV6.
ベート(幹部)
ツンデレ狼人。
実力主義者で何だかんだロキの判断には信頼を置いている。
LV5→LV6。
レフィーヤ
将来有望な火力特化のエルフの魔導士。
当初はロキのセクハラ被害に遭っていたが、後に立派に撃退できるまでに成長。
LV3→LV4。
この他にもLV4以下の二軍にラウルやアナキティ、アリシアやエルフィといった多数のメンバーが在籍しています(アナキティは後にLV5に昇格)。
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