「呪術廻戦」伏線&考察一覧(未回収・回収済み含む、まとめ、随時更新)


 今回は言わずと知れた人気漫画「呪術廻戦」において、これまでの伏線とその考察についてまとめております。

 「呪術廻戦」は登場人物の思惑や謎が複雑に交錯する作品であり、物語が進むにつれて積み上げられた伏線は膨大な数にのぼります。

 本記事は今後物語をより一層楽しむために、作中に散りばめられた主要な伏線について一度整理しようというもの。

 なお、本記事は関連するキャラクターの紹介記事と併せて随時更新してまいります。

「呪術廻戦」虎杖悠仁に関する伏線

異常な身体能力

 虎杖悠仁の存在は謎に満ちています。

 まずその最たるものが人間離れした身体能力ですが、呪力無しでこのような身体能力を発揮できる理由は、作中では明かされていません。

 第一話で伏黒が「禪院先輩(真希)と同じタイプかな」と考えていますが、これはミスリード。

 何故なら真希のそれは呪術師の家系に生まれながら呪力も術式も持たなかったことによる天与呪縛のフィジカルギフテッド。

 一般人の家系に生まれた(ことになっている)虎杖では、呪力を持たないことによる天与呪縛が成立しません。

 加えて、天与呪縛なら呪力を獲得して以降も身体能力がそのまま、というのは違和感がありますよね。

宿儺の器となったことは偶然か?

 また、虎杖が宿儺の器となり得る稀有な体質の持ち主であったこと、そしてその彼が宿儺の指を食べたことは偶然の産物だったのか?

 こんな奇跡のような偶然が二つも重なるとは少し考えにくいものがありますよね。

 裏梅のように宿儺復活を願う者がいたことを考えると、裏で糸を引いていた者がいたと考えるのが自然でしょう。

 そう言えば第一話の学生の中に、元夏油一派の美々子と菜々子らしき姿が……

虎杖の両親は?

 虎杖は祖父に育てられており、両親の存在は謎に包まれています。

 24話で虎杖本人の口から、母親には会ったことがない、父親はうっすら記憶があると語られていたため、恐らく死別しているのだろうと考えられていました。

 その後、受胎九相図の長兄である脹相から虎杖が弟認定されたため、実は父親は最悪の呪術師と呼ばれた加茂憲倫(=羂索)かと思われたのですが、その後、回想シーンで虎杖の母親の頭に羂索の術式を示す縫い目が……

虎杖が死滅回游(死滅回遊)に強制参加となっていた理由は?

 死滅回游に強制参加となるのは、羂索に術式や呪物を配られた者だけのはずでしたが、虎杖も何故かその参加対象となっていました。

 宿儺の指が羂索の関わった呪物なのでは、と虎杖は推理していましたが、だとしても自ら宿儺の指を取り込んだ虎杖が強制参加の対象となるのはおかしい、と伏黒は発言しています。

 とすると原因は宿儺の指ではなく別にあるはず。

 恐らく、虎杖の肉体そのものが羂索によって作られた一種の呪物なのではないかと考えられますが……

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「呪術廻戦」宿儺に関する伏線

宿儺の術式の正体は?

 宿儺の術式の正体は謎に包まれています。

 今のところ判明している能力は斬撃と炎で、特に斬撃を多用しているということだけ。

 領域展開の名称「伏魔御廚子」に厨房を示す単語が含まれていること、そして「切る」「焼く」といった性質から、宿儺の術式は料理に関連するものでは、という考察もなされています。

残りの指はどこにある?

 渋谷事変終了時点で、虎杖は宿儺の指を20本中15本食べています。

 今のところ積極的に指を回収しようとはしていないようですが(全部食べたら処刑ですし)、残る5本もいずれ何らかの形で物語に関わってくるでしょう。

 少なくともその内1本は、美々子と菜々子が行方を把握していたようなので、夏油一派に属する者たちが確保しているのではないかと推察されます。

伏黒恵に執着する理由

 自分以外の何者にもほとんど関心を持たない宿儺が、唯一執着と言っていい程の興味を抱いている対象が伏黒恵です。

 出会った当初は単なる殺害対象、おもちゃとしか認識していませんでしたが、伏黒の術式を知って以降その態度は一変。
 伏黒の危機を察知して駆けつけ、瀕死の伏黒を治療までするなど「お前誰だよ?」と言わんばかりのキャラ変を見せています。

 虎杖から肉体の主導権を奪っての復活に興味を失っていること(漏瑚からの提案を拒否)、伏黒に「やってもらわねばならんことがある」と告げていることから、宿儺が伏黒に執着する理由は復活に関わるものだとは思いますが……

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「呪術廻戦」五条悟に関する伏線

「六眼」とは何なのか?

 五条悟と言えば、無限を操る「無下限呪術」が最強の理由と思われてきましたが、実は真に凄いのは術式ではなく、それを操るための眼「六眼」であることが判明しています。

 五条家には「無下限呪術」の術式を持つ者は五条悟以外にもいるらしいのですが、「六眼」を持たないためにその術式を十全にはコントロールできないのだとか(この二つを併せ持つ者は、実に400年ぶりだそうです)。

 「六眼」とは呪力が物凄く良く見え、呪力コントロールを助けてくれる眼ですが、この眼には単にそれだけではない何かが隠されているようです。

 あの天元と何らかの因縁があるらしく、星漿体と呼ばれる天元の器と共に現れそれを守ってきたのだとか。

 一説には天元の眼を借り受けているのではという考察もありますが……

伏黒甚爾の死をいつ伏黒恵に告げるのか?

 伏黒恵は父である伏黒甚爾の死を知りません。

 勿論、伏黒甚爾を殺したのが五条悟であることも。
 五条はそれを幼い頃の伏黒恵に告げようとしたのですが、本人が「興味ない」と言ったため、言いそびれてしまっているんですよね。

 作者の芥見先生は、いずれ五条が伏黒恵に甚爾のことを告げるとインタビューで答えています。

 しかし、こんな事実を今更告げるタイミングがあるとすれば、そんなの五条か伏黒のどちらかが死ぬタイミングぐらいしか……

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「呪術廻戦」羂索(けんじゃく)に関する伏線

羂索の狙いは呪力の最適化? それだけ?

 黒幕である羂索は、渋谷事変のラストで「呪力の最適化」により日本国内の人間全員を呪術師にすることがその目的だと発言しています。

 それにより混沌とした世界を創り出し、人や呪霊のまだ見ぬ可能性を知りたい、と。

 その言葉そのものには、恐らく嘘はないでしょう。

 しかし、それだけが目的だとすれば、妨害者である虎杖たちを放置する理由はありません。

 羂索にはまだ他にも隠された狙いがあるのではと考えられます。

死滅回遊の真の狙いは何なのか?

 羂索が仕掛けた死滅回遊の目的について、当初天元は「結界内の泳者(プレイヤー)達の呪力を利用して日本の人間を彼岸に渡し、人ならざる者へ変えるための儀式」だと推測していました。

 しかしその推測は、167話において羂索と繋がりのある泳者「レジィ」によって、ブラフあるいはサブプランだと否定されています。

 その根拠は「泳者の数」「泳者の実力差」「結界の法則」。

 1000人の泳者が10の結界に均等に振り分けられたとすれば各結界にそれぞれ100人。
 しかし泳者の中には図抜けた実力者が存在するため、早い段階で強者だけが残り死滅回遊が硬直してしまいます。

 泳者の呪力を利用するのであれば多くの術師に長くダラダラ戦って欲しいはずなのに、これは矛盾していると「レジィ」は疑念を抱いたのです。

 結界の永続のようなルールは隠れ蓑で、強者だけが残った回遊に羂索が爆弾を落とし、死滅回遊は役割を終えるのではないか。

 確かに、閉じられた結界内ではターゲットも物資も有限、ルール追加が無ければいずれポイントを得るための標的もいなくなって生き残った泳者も手詰まりになってしまいます。

 そもそもが「永続性」とは矛盾した儀式なんですよね。

 恐らく「レジィ」の推測は真をついているのでしょうが、では果たして羂索が落とす爆弾とはいかなるものなのか……

【追記】
 羂索は密かに中国、そしてアメリカの首脳と接触していたことが判明(恐らく他の国の首脳とも接触しているはず)。

 呪術師を新たなエネルギー資源として提示、日本で死滅回遊という呪術師同士の殺し合いが起きることを伝え、日本人の呪術師を研究サンプルとして拉致するよう唆していました。

 そんなことをすれは世界中で呪術師を巡る大戦が引き起こされますが、あるいはそうした混沌状態こそが羂索の望みということなのか……?

【関連記事】死滅回遊とは?

裏梅や宿儺、天元とどんな関係だったのか?

 羂索は宿儺復活を願う裏梅と協力関係にあり、宿儺とも知己であることが示唆されています。

 彼ら三人はいずれも千年前、呪術全盛の時代を生きた術師ですから、面識があること自体は自然ですね。

 宿儺は他人と協力するタイプではありませんから、仲間というわけではなさそうです。

 一方で気になるのは天元との関係です。
 天元は羂索のことを「あの子」と呼んでおり、また羂索を自身に次ぐ結界術の使い手と評しています。

 このことから推察するに、恐らく羂索は天元の弟子か、それに近い間柄だったのでは、と推察されていますね。

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「呪術廻戦」その他の伏線

内通者は誰?

 庵歌姫の発言から、高専内部に呪霊側に通じている内通者が2名以上いることが示唆されています。

 そのうち1名はメカ丸で、こちらはすでに判明、死亡しています。

 もう1名、学長以上の上層部にも内通者がいることが示唆されていますが、こちらについては今のところ判明していません。

 学長の夜蛾は死亡、楽厳寺に今のところその様子はなく、一部には家入硝子を疑う声もありました。

 まあ、単なるモブ上層部が内通者って可能性も十分にありそうですね。

(回収済)乙骨憂太と里香ちゃん、解呪したはずなのに何で「リカちゃん」が?

 前日譚において、乙骨憂太は自身が呪い縛り付けていた祈本里香を解呪し、それによって里香ちゃんは成仏しています。

 しかし何故か、本編に再登場した乙骨の傍らには、里香ちゃんとそっくりな「リカちゃん」と呼ばれる存在が。

 乙骨があの感動の前日譚ラストの後で、もう一度里香ちゃんを呼び戻すとは考えにくいですから、「リカちゃん」と前日譚に登場した「祈本里香」とは別物。

 何らかの手段で形や能力を再現した式神のようなもの、という可能性が高そうです。

【追記】
 178話において「リカちゃん」は乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄であると判明しました。

 やはり「祈本里香」はちゃんと成仏しており、「リカちゃん」は乙骨の呪力で再現した模倣に過ぎなかったようです。

(一部回収)天元の正体、九十九由基との因縁とは?

 そもそも天元って何なんだ、という謎は全く語られていません。

 天元が「不死の術式」を持ち、日本の結界術の底上げをしていることは判明していますが、そもそもの彼(彼女?)の始まりがどういったものだったのかは全くの不明。

 その内、千年前の回想とかで語られそうですね。

 また、同時に天元が警戒していた九十九由基との関係、因縁も謎のままです。

 どうも九十九がこのまま優等生的に味方のままでいてくれるかは怪しい気がしますね。

【追記】
 九十九由基に関しては、202話において元星漿体であったことが判明しました(しかし天内理子ほどの適性はなかった模様)。

 「星漿体=生贄候補」ですから、天元が九十九を警戒していたのはごく自然な流れですね。

ラルゥはどうして九十九由基についたのか?

 渋谷事変のラストで、元夏油一派のラルゥが九十九由基の仲間になっていたことが判明しています(九十九「ラルゥが動く時間を稼がないとね」)。

 ラルゥは元々、夏油を王にしたいと願って彼に従っていた呪詛師。

 呪霊による呪術師の被害を無くしたいと考えていた夏油の遺志を継ぎ、呪霊をこの世から無くしたいと考える九十九についたと考えられます。

パンダに宿る魂は誰のもの?

 パンダは夜蛾学長が生み出した完全自立型の呪骸であることが明らかとなっています。

 その製造方法は、肉体の情報から魂の情報を複製し、その呪骸の核に入力。

 それを3つ揃え、互いの魂を観測させることで魂が安定し、自我を持ち呪力を自ら生成する呪骸を作ることができる、というもの。

 では、果たしてパンダの元となった3つの魂とは一体だれのものなのか?

 残る2つの魂はパンダの兄と姉にあたると夜蛾が発言していること、そして夜蛾がバツイチであることから、パンダの元となった魂は亡くなった夜蛾の子供たちのものでは、と言われています。

天使と宿儺(堕天)、来栖華と伏黒の関係は?

 来栖華に宿った天使を名乗る千年前の術師。

 彼女の目的は堕天の仇名を持つ宿儺の殺害であることがわかっています。

 天使と宿儺との関係はいかなるものなのか?

 天使と堕天というワードからすると、宿儺は天使の縁者(同郷で宿儺が堕落して里を出た、とか?)と考えられますが……

 また、天使の器となった来栖華は個人的に伏黒恵と関係があるようで、こちらも要注目ですね。

釘崎は生きてる? 狗巻や東堂ら四肢欠損組はどうなるの?

 渋谷事変後、生死不明となった者、四肢欠損などの重傷を負った人間がどうなるのか。

 生死不明の筆頭は釘崎野薔薇です。
 伏黒は虎杖からの釘崎はどうなったという問いかけに無言で、さも死んだかのような反応をしていますが、これについては以前虎杖に死んだと騙されたことへの仕返しで、実は生きていると信じています。

 他にも狗巻棘は腕が欠損したという情報が出てたまま未登場となっていますし、東堂も左手がなくなり術式を使えなくなっています。

 宿儺が虎杖の腕や心臓を治したことを考えると、理論上は反転術式により治癒可能と思われますが、乙骨や家入にもそれができるかは不明です。

【追記】
 同じく左腕を欠損した秤金次の発言からすると、少なくとも失った腕を取り戻す手段は存在しているようです。

 

 振り返ってみると、主要な伏線だけでも非常に数が多いですね。

 伏線について新たな情報があれば、本記事も随時アップデートしてまいります。



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