ワールドトリガー「寺島雷蔵」~レイガストを生み出したチーフエンジニア、アタッカーだった過去と強さ(昔・強い)~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、レイガストを生み出したボーダーの誇る若きチーフエンジニア「寺島 雷蔵(てらしま らいぞう)」について解説します。

 寺島雷蔵はボーダー本部所属のチーフエンジニア。

 今のところ本編では捕虜(?)エネドラッドの操縦役としてしか描かれていませんが、この男の実績や過去、実はすごいんです。

 本記事では元アタッカーとしての過去とエンジニア転向の経緯、その人間関係(21歳組)を中心に、寺島雷蔵という男について深掘りしてまいります。

ワールドトリガー、寺島雷蔵のプロフィール(声優含む)

レイガストを生み出した若きチーフエンジニア

ボジションチーフエンジニア(元アタッカー)
年齢21歳
誕生日11月5日
身長170cm
血液型A型
星座とけい座
職業ボーダー職員(大学生ではない)
好きなものコーラ、昼寝、漫画、トリガーいじり
声優荒井聡太

 寺島雷蔵はボーダー本部開発室に所属する若きチーフエンジニア。

 作中では攻防一体の重装ブレードトリガー「レイガスト」の製作者として知られています。

 ふくよかな体型と気だるげな眼が特徴の青年で、見た目通り物事にあまり頓着しない大らかな性格をしています(一部例外あり)。

 開発室長の鬼怒田さんからは雷蔵と呼ばれており、本編ではアフトクラトルの捕虜(?)エネドラッドの世話係として登場しました(詳細は後述)。

トップクラスのアタッカーだった過去(昔)とエンジニア転向の経緯(丸き稲妻)

 寺島雷蔵は元々戦闘員としてボーダーに入隊しており、3年前までは弧月(刀型トリガー)を使うトップクラスのアタッカーでした。

 しかし当時の弾丸トリガーの強化と流行に腹を立て(ちょうど二宮加古出水といった現トップシュターらが入隊した頃ですね)、エンジニアに転向。

 対弾丸トリガー用のトリガーとして、スコーピオンとシールドをベースに、シールドモードを持つブレード「レイガスト」を開発したのです(これらトリガーの個別の解説はこちらの記事をご覧ください)。

 ……というか、エンジニアに転向してすぐレイガストを開発したり、3年でチーフエンジニアに上り詰めたり、サラッと語られてますが物凄い優秀ですよね。

 ちなみに、寺島は元々スリムな体型をしていましたが、エンジニアに転向してから丸々と太ってしまったようです。

 原因は常時トリオン体で過ごしていたこと。

 トリオン体は消化吸収効率が恐ろしく良く、食べた物をほぼ100%エネルギーに変換できる(トイレにも行かなくて良い)のですが、満腹感はあまり感じません。

 その結果つい食べ過ぎて丸々太ってしまったのですが、寺島本人はそのことを全く気にしていないそうです。

 作者からのキャッチコピーは「丸き稲妻・雷蔵」


ワールドトリガー、寺島雷蔵の強さ(強い!)

3年前までは弧月を使うトップクラスのアタッカーだった

トリオン7
攻撃9
防御・援護6
機動7
技術10
射程2
指揮3
特殊戦術2
合計46

 これが寺島雷蔵の戦闘員としてのパラメーターです。

 アタッカーとしての寺島雷蔵について分かっていることはあまり多くなく、判明している情報は前述した「3年前まではトップクラスの弧月使いだった」「チームは組んでおらずソロで活動していた」ことだけ。

 パラメーターを見ると、現在のA級隊員と比較しても遜色ない値が並んでおり、特に技術の「10」はアタッカーとしては忍田本部長と並んでトップの値となっています。

 寺島の詳しい入隊時期は不明ですが、現ボーダーが設立されたのが約4年前ですから、寺島はわずか1年足らずでこれだけの強さを手にしたことになります(ホントに優秀だな)。

 エンジニアに転向した寺島が再び剣を握って戦う日はやってくるのか……遠征時の居残り組としてならワンチャン有るのかな?

 そしてその時は、きっと昔の痩せたイケメンモードのトリオン体に換装してくれると期待しています。

チーフエンジニアとしての能力と実績(レイガスト・メテオラ)

 寺島雷蔵のエンジニアとしての能力や実績についても触れておきましょう。

 寺島が3年前に重装アタッカートリガー「レイガスト」を開発したのは前述した通り。

 重くてアタッカーには不人気ですが、純粋に盾として使う村上や、レイガスト二刀流の雪丸、レイガストパンチのレイジと、コアなユーザーには人気を博しているようです。

 寺島の実績はそれだけではなく、専門は「トリオン反応によって生じる衝撃波の観測と制御」で、メテオラ(炸裂弾)の開発・改良も担当しています。

 ……何となく、重くて豪快なトリガーばっか担当してるイメージですね。

 またトリガー以外にトリオン兵にも興味を持っており、そのことが後述のエネドラッドの世話係となったことに繋がっていきます。


ワールドトリガー、寺島雷蔵の人間関係(エネドラッド・21歳組)

エネドラッドの操縦役、公私ともに仲良くやっている

 これまで何度か触れてきた「エネドラッド」とは、三門市に攻め込んできたアフトクラトルのブラックトリガー使いの一人・エネドラの成れの果て。

 エネドラが仲間に裏切られて殺され、彼の角に残されていた記憶と自我を小型トリオン兵「ラッド」に移植した存在です。

 開発室において寺島はこのエネドラッドの世話係を任されています。

 エネドラには本部オペレータ―が6名も殺害されており、普通であればその世話係などやりたくないはずですが、寺島はその辺のことにはあまり頓着しておらず、エネドラッドと公私ともに仲良くしている様子。

 エネドラッドは寺島が見せてくれる映画がお気に入りで、エネドラッドの懐柔と情報抽出が寺島の重要な任務の一つとなっています。

仲良し21歳組(木崎、風間、諏訪)

 ボーダーは同年代の横のつながりが強く、特に年代が上の層ほど入隊時期も早く一緒に過ごしてきた期間が長いためその傾向が顕著です。

 代表例として挙げられているのが寺島を含めた21歳組。

 風間蒼也、木崎レイジ、諏訪洸太郎、寺島雷蔵の4人からなる21歳組は、作中での絡みこそそれほど多くありませんが、よくつるんで飲み食いしているそうです。

 遠征選抜試験では実際にこの4人が飲み食いしているシーン(風間は早々に酔い潰れていた)や、風間と寺島の貴重な絡みも登場していました。

 寺島も遠征選抜試験には審査員として参加しているようですし、彼らの絡みがもっと本編で見られると嬉しいですね。

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki



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