今回はジャンプスクエアで大人気連載中の「ワールドトリガー」において、最強のアタッカー(攻撃手)は誰かについて語ってみようと思います。
基本的にワールドトリガーは、集団戦がメインで一対一の強さはあまり重視されない作品ですが、そこを敢えて一対一の強さを比較してみようというのが本記事の趣旨。
ここでは個人技を比べ易いアタッカーに限定して、ランキング形式で強さを比較してまいります。
なお、本記事とは別に「ガンナー/シューターランキング」や「ボーダー隊員の総合的な戦力を比較したランキング」もありますので、興味のある方はそちらも是非目を通してやってください。
「ワールドトリガー」アタッカーランキングの基準
純粋な一対一での強さランキング(アタッカー限定)
まず最初に今回のランキングの基準、レギュレーションを整理したいと思います。
アタッカー、強さと言っても色々ありますからね。
①ノーマルトリガーに限定
②「ポジション」をアタッカーに限定
③ランキング対象は一般隊員に限定しない
④純粋な「一対一」での強さを評価する
①は「ブラックトリガーは除く」と言った方が分かりやすいかもしれません。
近接戦用のブラックトリガー使いがいたとしても、それをアタッカーとは認めない、ということですね。
②アタッカーかどうかは、使用トリガーではなくポジションで判断します。
例えばアタッカートリガーに限定しても強いオールラウンダーはいますが、それはランキングの対象に含めません。
③以前別の記事でやった総合的な強さランキングでは、影響力なども考慮したため対象を一般隊員に限定しましたが、今回は単純な対人戦の強さランキングですから上層部も対象に含めます。
④味方との連携やサポート能力は考慮せず、純粋に一対一で強いのは誰かを比較しています。
(参考)判明している上位アタッカーの個人順位、ポイント
ランキングの前に参考として、現在判明している上位アタッカー陣の個人順位やポイントを一覧で整理してみました。
順位 | 名前 | 個人ポイント(登場話数) |
1 | 太刀川慶 | 45961(160話) |
2 | 風間蒼也 | ? |
3 | 小南桐絵 | ? |
4 | 村上鋼 | 12042(93話) |
5~7 | 一条雪丸? 生駒達人(6位確定) 迅悠一? | ? 11177(159話) ? |
8位~ | 緑川駿 米屋陽介 | 9985→9721(93話) 9825(93話) |
下位 | 空閑遊真 影浦雅人 | 5172(112話) 4780(112話) |
迅については全く情報がありませんが、1万ポイント越えのアタッカーは7人いるとの情報があり、他に該当しそうなアタッカーがいなかったため、この辺りだろうと予想しています。
ただ、影浦は根付さんを殴って1万ポイント没収されて今の状態になっていますから、ひょっとしたら影浦を含めて7人、迅はS級にいたのでランク外という可能性も十分にありますね。
第10位:生駒達人(使用武器:弧月)
アタッカーランキング10位は、居合いの達人、浪速のナスカレーこと生駒達人がランクインです。
生駒と言えば、通常射程15mほどの旋空を40mにまで伸ばした必殺の生駒旋空で有名ですが、これは単純に射程だけでなく剣速と遠心力による威力を兼ね備えたスゴ技。
一太刀の鋭さで言えば、アタッカー1位の太刀川にも引けを取らないでしょう。
一方で、上位陣と比べるとクロスレンジの技量でやや劣るため、この順位となっています。
第9位:一条雪丸(使用武器:レイガスト)
アタッカーランキング9位はA級片桐隊所属のアタッカー、一条雪丸がランクインです。
雪丸はコミックス23巻(205話)が初登場で、実際にどんな戦い方をするのかは不明。
ボーダーでも特異なレイガスト二刀流の使い手で、ブラックトリガー使い・天羽に挑むバトルジャンキーと語られています。
葦原先生のデビュー作「ROOM303」の主人公がモデルとなっているということもあり、期待を込めて9位とさせていただきました。
第8位:空閑遊真(使用武器:スコーピオン)
本作の主人公、空閑遊真がアタッカーランキング8位にランクインです。
スコーピオン二刀流とグラスホッパーによる3次元高速機動を駆使した典型的なスピードアタッカーで、順位こそ8位ですが格上であっても十分に撃破できるポテンシャルを秘めています。
その最大の魅力は、数多くの実戦経験に裏打ちされた変幻自在の戦法と勝負強さ。
本当に大切な場面で確実に勝利をもぎ取ってくれる、まさに主人公らしい強さを持った戦士です。
第7位:村上鋼(使用武器:弧月、レイガスト)
7位には、現アタッカーランク4位の村上鋼がランクインです。
村上はボーダーに入隊して1年ちょっとと経験こそ浅いものの、サイドエフェクト「強化睡眠記憶」により、瞬く間に上位に躍り出た傑物です。
その戦闘スタイルは弧月をメインに、レイガストを盾として使う変則二刀流。
防御の硬さで言えば右に出る者はいないでしょう。
まあ、アタッカーは基本先に斬ったもん勝ちなので、その村上であっても勝ち越せない相手はいるわけですが。
第6位:影浦雅人(使用武器:スコーピオン)
6位には、根付さんにアッパーをかまし1万ポイント没収、B級降格をくらったギザボザ野生児影浦雅人がランクインです。
影浦は二本のスコーピオンを連結させ、その射程を伸ばす固有技マンティスの使い手。
単に射程を伸ばすだけでなく、影浦はこれを自在に形状変化させ移動に用いることができるほど扱いに習熟しています。
また影浦の防御を支えているのがサイドエフェクト「感情受信体質」。
自分に向けられた敵意を皮膚で感じ取ることができるため、不意打ちや狙撃の類はまず通用しません。
このサイドエフェクトに裏打ちされた大胆な攻撃スタイルこそ、影浦の最大の魅力と言えるでしょう。
第5位:風間蒼也(使用武器:スコーピオン)
5位には現アタッカー2位にしてステルス戦闘の名手、風間蒼也がランクインです。
風間はスコーピオン二刀流による熟達した剣術と小柄な身体を活かしたスピードアタッカー。
彼はこれに加えて透明化が可能な隠密トリガー「カメレオン」を駆使し、まさしくアサシンのような戦い方で敵の急所を狙います。
決して才能に恵まれてはいませんが、一つ一つの手札を磨き上げ、それを巧みに組み合わせてボーダー屈指の実力を手にしました。
一対一の評価と言うことなのでこの順位ですが、乱戦での評価であればもっと上だったでしょうね。
第4位:迅悠一(使用武器:スコーピオン)
アタッカーランキング4位には、未来視のサイドエフェクトを持つ男、迅悠一がランクインです。
正直なところ、ランキングの2~4位の実力はほとんど横並びなのですが、各人が置かれた状況とタイプを鑑みてこの順位としています。
迅はスコーピオンを駆使したアタッカーで、その最大の特徴は未来視のサイドエフェクト。
彼の未来視を駆使した回避能力は他の隊員の追随を許しません。
一方で純粋な剣術で言えば現アタッカー1位の太刀川に劣っており、それを補うためにスコーピオンを開発。過去の個人ランク戦では一進一退の攻防を繰り広げていたといいます。
ただ、つい最近まで迅はブラックトリガーを使うS級隊員として個人ランク戦やノーマルトリガーから離れていましたから、そうした状況を鑑み、この順位としております。
第3位:太刀川慶(使用武器:弧月)
アタッカーランキング第3位は、個人総合ランク1位にしてA級1位部隊隊長、太刀川慶がランクインです。
この男に関しては特段説明の必要はないでしょう。
弧月二刀流と旋空を駆使し、4万ポイント越えという全ボーダー隊員の中でも常軌を逸した個人ポイントを保有するアタッカー。
太刀川は特別な技術や戦術を用いているわけではなく、ただ純粋に剣の技量が高いだけ。
だからこそ、隙も攻略法も存在しない完璧な戦士なのです。
現アタッカー4位の村上でさえ、太刀川のことは別格だと評していましたね。
第2位:小南桐絵(使用武器:双月、弧月)
アタッカーランキング第2位は、ボーダー最強部隊玉狛第一のエースアタッカー、小南桐絵がランクインです。
小南は玉狛支部の特製の「双月」という斧型トリガーと、二つの双月を連結して威力を高める「コネクター」を駆使した、超攻撃型のアタッカーです。
トリオン効率を無視した短期決戦型の戦闘スタイルで、その戦い方はネイバーに近いとも評されていますね。
現在はアタッカー3位ですが、それは最近個人ランク戦に参加していないためで、以前は太刀川をおさえてアタッカー1位に君臨していたこともあります。
総合的な戦闘能力で言えば、恐らく小南と太刀川の実力は互角。
違いは小南は短期決戦型、太刀川はバランス型といったところでしょうか。
今回は一対一での強さを比較するということでしたから、アタッカー同士の戦いならあまり長引かないでしょうし、短期決戦型の小南が有利かな、ということでこの順位となっています。
第1位:忍田真史(使用武器(弧月)
それではアタッカーランキング堂々の第1位は、ボーダーの虎、ノーマルトリガー最強の男、本部長忍田真史がランクインです。
上層部を除外しない時点で、この結果はある意味当然ですよね。
忍田本部長は弧月を用いたスタンダードなアタッカーですが、その技量は全ボーダー隊員の中でも突出しています。
大規模侵攻の際、対エネドラ戦で見せた旋空弧月による無数の斬撃は、世界観が違うだろと言わんばかりのはっちゃけぶり。
太刀川の師匠でもあり、太刀川でさえ10本勝負で3本取るのがやっとだそうです。
ちなみに、旧ボーダーに関わっていた空閑有吾(遊真の父)や最上宗一(迅の師匠で現風刃)も、今の忍田本部長と互角の実力を有していたそうですから、小南も含めて旧ボーダーは魔境。
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