「ワールドトリガー」ガンナー/シューターランキング~ポジション別強さランキング中距離編~

 今回はジャンプスクエアで大人気連載中の「ワールドトリガー」において、最強のガンナー(銃手)/シューター(射手)は誰かについて語ってみようと思います。

 ワールドトリガーは基本的に集団戦がメインで一対一の強さはあまり重視されない作品で、特にガンナー/シューターはサポーター向きで強さを比較しづらいポジションです。

 ですが、そこを敢えて多面的に能力を比較してみようというのが本記事の趣旨になります。

 なお、別途「アタッカーランキング」「ボーダー隊員の総合的な戦力を比較したランキング」もありますので、興味のある方はそちらも是非目を通してやってください。

「ワールドトリガー」ガンナー/シューターランキングの基準

ガンナー/シューターってどんなポジションなの? その違いは?

 ガンナー/シューターとは主に中距離射撃で相手の動きをコントロールするポジションです。

 トリオンで作った様々な特性を持つ弾丸(弾丸の種類はこちらのトリガー一覧の記事を参照)を放つことができますが、その分「射程」と「弾速」にトリオンを消費するため、「威力」はアタッカーと比べて低くなりがち

 結果、単独では敵を倒しにくく、サポーター的な役割を担うことが多いですね。

 また、トリオン量の大小がそのまま能力に直結しやすいポジションでもあります。

 銃を使って弾を撃ち出す場合はガンナー、手元から直接射出する場合はシューターと呼ばれます。

 ガンナーは予め設定した弾丸しか放てない反面、射程に一定のアドバンテージが有り、狙って、引き金を引くという2アクションで弾丸を放つことができます。

 一方シューターは、射出の都度「威力」「射程」「弾速」を設定できますが、「トリオンキューブの生成」「分割・設定」「狙う」「射出」と弾丸を放つまでに4アクションが必要になります。

 「合成弾」や「置き弾」など様々なテクニックが使えるシューターですが、その分高いセンスが求められ、ガンナーと比べると隊員は圧倒的に少ないですね。

ポイントゲッターとしての強さとサポーターとしての強さ両面でランキング

 上記の特性を踏まえて、今回のランキングの基準、レギュレーションを整理していきます。

 ①ノーマルトリガーに限定
 
「ポジション」をガンナー/シューターに限定
 ③ポイントゲッター部門、サポーター部門の2部門でランキング

 ①は「ブラックトリガーは除く」と言った方が分かりやすいかもしれません。
 中距離専用のブラックトリガー使いがいたとしても、それをガンナー/シューターとは認めない、ということですね。

 ②ガンナー/シューターかどうかは、使用トリガーではなくポジションで判断します。
 例えばシューター(ガンナー)トリガーに限定しても強いオールラウンダーはいますが、それはランキングの対象に含めません。

 ③本記事では隊員を戦い方や得意分野に応じてポイントゲッター部門、サポーター部門に分け、それぞれ上位5位までをランク付けします。

 なお、出水公平についてはポイントゲッターとしても上位に入りますが、ここではサポーター部門にランキングしております(詳しくは該当の項目で)。


ガンナー/シューターランキング:ポイントゲッター部門

第5位:那須玲(射手)~高い機動力とバイパー(変化弾)が強い~

 ポイントゲッターランキング5位はB級那須隊隊長、那須玲がランクイン。

 那須の武器はリアルタイムで自在に弾道を設定することができるバイパーによる全方位攻撃と、高い機動力です。

 那須はこの二つを組み合わせ、複雑な地形や障害物を盾にして一方的に敵を攻撃し、追い詰めることができます。

 合成弾トマホークやメテオラによる置き弾など、様々な手段でポイントを奪うことができ、理想的なポイントゲッターと言えるでしょう。

第4位:弓場拓磨(銃手)~タイマン最強!? アタッカーキラー~

 ポイントゲッターランキング4位はB級弓場隊隊長の弓場拓磨がランクイン。

 弓場の武器は「射程」と「弾数」をギリギリまで切り詰めた代わりに、「威力」と「弾速」を高めたリボルバータイプの銃による早撃ち。

 その早撃ちは、空閑ですら初見では反応も出来ず撃ち抜かれてしまったほど。

 また、弓場は”アタッカーキラー”とも呼ばれており、一般的なアタッカーの遠距離攻撃手段は旋空弧月の約20m(踏み込み含む)なのですが、弓場の銃の射程は22m。

 間合いの外からシールドさえ砕く強力な射撃で一方的に攻撃できることから、アタッカー相手には無類の強さを誇ります。

第3位:里見一馬(銃手)~陽気なNo.1ガンナー~

 ポイントゲッターランキング3位はA級草壁隊の里見一馬がランクイン。

 里見は(本人は把握していませんが)現No.1ガンナーであり、弓場の弟子。

 自他共に認める二宮さん信者で、その戦い方は弓場のテクニックで二宮の戦い方を真似したものだと発言しています。

 作中ではまだ実際に戦ったことはありませんが、その戦術はメインにセットしたアサルトライフルタイプの銃で敵を牽制しつつシールドを広げさせ、サブにセットした弓場と同じリボルバータイプの銃でシールドごと敵を仕留める(あるいはその逆)といったものだと考えられます。

 弓場と比べると射程で優位に立てるため(弓場はアタッカー特化)、3位とさせていただきました。

第2位:加古望(射手)~A級部隊を率いる感覚派シューター~

 ポイントゲッターランキング2位はA級部隊隊長、加古望がランクインです。

 加古はシューターでありながらスコーピオンも使う(将来的にはオールラウンダーを志望している)感覚派で、タイマー(詳細不明)やテレポーターなどをセットした独特のトリガー構成をしています。

 恐らくは敵を幻惑し、華麗にその隙をつくような戦い方を得意としているのでしょう。

 まだその詳しい実力は明かされていませんが、最強と謳われた旧東隊の一員であり、A級部隊隊長ということで2位としました。

第1位:二宮匡貴(射手)~まさに最強、射手の王~

 ポイントゲッターランキング1位は個人総合ポイント2位にしてシューター1位、二宮匡貴が堂々のランクインです。

 恐らく二宮については誰しも全く異論のないことでしょう。

 トリオン評価「14」(平均4~6)という極めて高いトリオン量により、シューターでありながら高い攻撃力と射程を両立させた異例の存在。

 トリオン量にものを言わせた王道の力押しを好み、ただそれだけでほとんどの敵を粉砕してしまいます。

 得意技はフルアタックで、細かく分割した弾丸と大きく高威力な弾丸を組み合わせることで敵のシールドを容赦なく削り殺すのが必勝パターン。

 技術面、戦術面でも隙が無く、高レベルで合成弾を使いこなし、チームメイトとの連携も的確にこなしています。

 まさに射手の王。ボーダー最強の一角と言えるでしょう。


ガンナー/シューターランキング:サポーター部門

第5位:蔵内和紀(射手)~頭脳派で合成弾も使いこなす~

 サポーターランキング5位は、B級王子隊の蔵内和紀がランクインです。

 進学校(六頴館高等学校)で生徒会長を務める秀才で、トリオンに関する知識に長け、ランク戦では戦術を非常に分かりやすく分析・解説していました。

 また王子隊ということで機動力もあり、ランク戦では合成弾も使いこなしています。

 バランス良く平均値の高いシューターであり、変わり者の王子隊長をそつなくフォローし、付き合っていけるその懐の深さも含めてサポーター向きの人材だと思います。

第4位:片桐隆明(銃手)~未だ未知数なA級部隊隊長~

 サポーターランキング4位は、A級部隊片桐隊隊長の片桐隆明がランクインです。

 未だその詳しい実力、戦い方は不明ですが、第2期東塾の塾生であり、戦術面の能力に関しては疑う余地がありません。

 トリガー構成を見るとアサルトライフルタイプの銃を用いて戦うガンナーで、それにスパイダーやダミービーコンなどを組み合わせて敵の攪乱や足止めを得意とするタイプか。

 スナイパートリガーであるイーグレットも装備しており、自ら得点を取る動きもできますが、ポジションがガンナーということはイーグレットはメイン武装ではない様子。

 役割としてはサポーター、指揮官がメインと考え、サポーター部門にランクインしました。

第3位:北添尋(銃手)~ポイントも取れるヘビーガンナー~

 サポーターランキング3位は、元A級6位部隊影浦隊の北添尋がランクインです。

 北添が所属する影浦隊は隊長の不祥事によりB級に降格させられていますが、今でも実力的にはA級部隊と何ら遜色ありません。

 北添は巨大なグレネードガンを二丁装備し、遠距離からメテオラ(炸裂弾)による曲射攻撃で戦場の停滞を阻止し、乱戦に持ち込むことを得意としたガンナーです。

 乱戦に向いた影浦隊の戦術に非常にマッチした戦い方ですね。

 北添はアサルトライフルタイプの銃を用いた中距離戦もそつなくこなし、その能力は非常に高水準。

 火力も高く、直接点を取ることもできる優秀なヘビーガンナー。

 また戦場では非常に気が利いていて、ランク戦では敵の暗視戦術に対して咄嗟に照明を破壊して対処する機転を見せていました。

 誰からも好かれるその包容力も含めて、ボーダー屈指のサポーターと言えるでしょう。

第2位:犬飼澄晴(銃手)~戦場を支配する二宮隊のバランサー~

 サポーターランキング2位は、元A級部隊二宮隊の犬飼澄晴がランクインです。

 こちら二宮隊も隊員の服務規程違反で降格となっていますが、その本来の実力はA級上位部隊に匹敵します(遠征選抜試験に一度は合格していたことから)。

 犬飼はアサルトライフルタイプの銃を用いて中距離から敵をコントロールするスタンダードなタイプのガンナー。

 手札を増やすためにシュータートリガーとしてのハウンド(誘導弾)や、近接専用のスコーピオンを装備していますが、戦い方そのものはガンナーの基本に忠実です。

 犬飼の優れている点は、戦場をコントロールするバランサーとしての能力。

 彼は的確に戦場全体を見渡し、干渉し、自分たちに都合の良い戦局を作り出すことが抜群に上手いのです。

 自分たちが集中砲火を浴びることを避け、敵同士を潰し合わせ、エースである二宮が点を取れる状況を作り出すことが犬飼の役割。

 二宮が戦場で思い通りに戦えるのも犬飼のサポートあってのことだと言えるでしょう。

第1位:出水公平(射手)~A級1位部隊を支える天才射手~

 そして堂々のサポーターランキング1位は、A級1位部隊太刀川隊の出水公平がランクインです。

 出水が1位であることは誰も異論はないはず。

 何せアタッカー1位の太刀川と共に実質2人でA級1位部隊を維持する男。

 二宮に次ぐ高いトリオン量と、自ら合成弾を編み出したほどのセンスを持つ天才で、純粋なシューターとしての技量であればボーダーで右に出る者はいません。

 恐らくオールラウンダーなどを含めたボーダー全体のサポーターランキングを作っても1位に君臨することは間違いないでしょう。

 出水は作中で、「味方に点を取らせることが上手いタイプのシューター」と評されていたためサポーターとしてランキングしましたが、ポイントゲッター部門にランキングした場合でも二宮に次ぐ2位。

 流石に一対一ではトリオン量で劣る二宮には分が悪いですが、それでも「A級でも二宮とまともにやり合えたのは出水だけ」と評されていましたから、かなりいい勝負ができるんじゃないでしょうか。

 役割関係なくガンナー/シューターの総合力を比較した場合なら、トップに君臨する逸材です。

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki



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