今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、旧ボーダーに隠された謎を知る女性「林藤 ゆり(りんどう ゆり)」について解説します。
林藤ゆりは玉狛支部に所属するオペレーターで林藤支部長の姪っ子。
作中では草壁隊、片桐隊とともに永らく県外にスカウト旅に出ていたため、初登場はコミックス19巻となっています。
旧ボーダー時代からのメンバーということもあり、様々な秘密を知っていそうな物語のキーマン。
木崎レイジとの関係や彼女が語る旧ボーダーの事情なども交えて、そのキャラクターを深掘りしてまいります。
ワールドトリガー、林藤ゆりのプロフィール(声優含む)
旧ボーダーの理念を受け継ぐ玉狛支部の女傑(酒豪)オペレーター
ボジション | オペレーター(玉狛第一所属) |
年齢 | 24歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
星座 | 不明 |
職業 | 不明 |
好きなもの | 不明 |
声優 | 能登麻美子 |
林藤ゆりは玉狛支部に所属するオペレーターで、支部長である林藤匠の姪っ子。
作中では草壁隊、片桐隊とともに永らく県外にスカウト旅に出ていたため、初登場はコミックス19巻とかなり後になってからでした。
外見はおっとりした雰囲気の大人のお姉さん。
かなりの美人らしく、近づくだけで木崎レイジを筆頭とした21歳組(風間、諏訪、寺島)の防御力を著しく引き下げる能力を持ち、彼女に頼みごとをされれば断れる者はいないそうです。
性格は基本的には見た目通りおっとりしていて優しいものの、実は作中トップクラスの酒豪で、お酒を飲むとちょっとだけSの人格が現れるそう。
旧ボーダー時代からの古参メンバーで、玉狛支部で今も変わらず当時の理念である「ネイバーとの橋渡し」を目的に活動を続けています。
柿崎隊の照屋文香と瓜二つだけど、血縁はあるの?
初登場時、林藤ゆりは外見が柿崎隊の照屋文香と瓜二つだということで話題となりましたが、今のところ作中において、この2人の関係については何も語られていません。
葦原先生曰く「三門市(物語の舞台)は大変住みやすく、古い世代からずっと住み続けている家が多いので、親戚・血縁がたくさんいます。顔が似ている隊員はあやしいかもしれません」とのことなので、何らか血縁がある可能性はありますね。
実際、作中では小南と嵐山、那須と奈良坂、宇佐美と米屋がボーダー内でイトコ同士であることが明らかになっています。
照屋家はかなりの富豪のようなので、お嬢様っぽい林藤ゆりのイメージとも合致していますね。
ワールドトリガー、林藤ゆりの能力
旧ボーダー時代から経験を積んだA級オペレーター
トリオン | 不明 |
機器操作 | 不明 |
情報分析 | 不明 |
並列処理 | 不明 |
戦術 | 不明 |
指揮 | 不明 |
合計(※) | 不明 |
※オペレーターのパラメーター合計にトリオンの値は含まれない。
現時点で林藤ゆりのパラメーターは明らかになっていません。
ただ、旧ボーダー時代から経験を蓄積してきたオペレーターですから、恐らくその能力は相当に高度なものであると想像できます。
元々宇佐美が玉狛支部に入る前は玉狛第一(木崎隊)のオペレーターは林藤ゆり。
実際、遠征選抜試験でも玉狛第一のオペレーターとして試験に参加していました。
ボーダー最強部隊である玉狛第一のオペレーターが中途半端な存在であろうはずがありませんから、恐らくはA級オペレーターの中でもトップクラスの能力を保持しているのではないでしょうか。
ネイバー友好派の玉狛支部所属ながらスカウト旅に同行?
ボーダー全体でも林藤ゆりの能力、見識は高く評価されていると考えられます。
その理由が、ネイバー友好派で非主流派の玉狛支部所属でありながら、スカウト旅に同行していたという点。
ボーダーのトップでありネイバー排斥を訴える城戸司令としては、手足となる隊員は当然自分たちの色に染めやすい隊員が望ましいはず。
普通であれば、ネイバー友好派の玉狛支部の人間をスカウトに加えたいとは考えないでしょう(クローニンはあくまでエンジニアで技術的な見地からのサポートだとしても)。
しかも林藤ゆりはスカウトメンバーの中では年長で、必然スカウト活動においても主導的な立場になりやすいはずです。
にも拘らず林藤ゆりがスカウト旅に同行していたということは、玉狛支部でありながら本部上層部、ひいては城戸司令からも一定以上の信頼を勝ち得ていたということに他なりません。
それが単に能力的なものなのか、それとも旧ボーダーメンバーとしての秘密が影響しているのか……
ワールドトリガー、林藤ゆりの謎
木崎レイジの想いには気づいているの?
さて、木崎レイジが林藤ゆりに好意を寄せていることは作中の描写からも明らかですが、林藤ゆりがそれに気づいているのかどうかについては、未だハッキリしていません。
周囲から見るとレイジの好意は明々白々なのですが、当人は気づいていないというのも物語的にはよくあるパターン。
特に林藤ゆりとレイジは旧ボーダー時代からの長い付き合いのようですから、そのせいで余計に気づきにくくなっているということは十分に考えられますね。
しかし、林藤ゆりの言動を見ているとどことなく小悪魔的な雰囲気もあり、あまり鈍感タイプにも見えません。
葦原先生から「S」の気があると言及されていることを考えると、気づいていて敢えて、という可能性が高いのでは……
城戸司令の真の目的を知っている節があるが……
林藤ゆりと言えば、登場するなり旧ボーダー時代の重い過去を笑顔でさらりと語った女傑。
メンバー19人中10人が死亡し(内、何人かはブラックトリガーに)、城戸司令が現在のネイバー排斥を訴えて現ボーダーを作る切っ掛けとなった事件についての語りでしたが、あまり重苦しい雰囲気もなく、淡々と語っていた印象でしたね。
林藤ゆりはネイバー友好派で、ネイバー排斥派の城戸司令とは対立関係にあるはずですが、彼女は城戸司令の功績を認め、その考えにある程度理解を示している様子でした。
「問題は城戸さんより」
「正しい方法を考え付けなかった」
「私たちのほうにあるのよね……」
城戸司令が単なるネイバー排斥派ではないことをうかがわせる発言です。
少なくとも林藤ゆりは城戸司令の真の目的を知っている可能性が高そうですが……
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