今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、柿崎隊の躾のいいわんここと「巴 虎太郎(ともえ こたろう)」について解説します。
巴虎太郎はB級柿崎隊の一員として活躍する若きボーダー隊員。
かつてはボーダー唯一の小学生隊員として話題になり、その礼儀正しい性格で女子オペレータ―陣をメロメロにした将来有望なリア充です。
本記事では巴虎太郎の基本プロフィール(年齢、ポジション、好きなものなど)に加え、その強さ、可愛さを中心に語っていこうと思います。
ワールドトリガー、巴虎太郎のプロフィール(声優含む)
柿崎隊のショタっ子は躾のいいわんこ
ボジション | ガンナー(B級部隊 柿崎隊所属) |
年齢 | 14歳 |
誕生日 | 12月2日 |
身長 | 154cm |
血液型 | B型 |
星座 | くじら座 |
職業 | 中学生 |
好きなもの | ハヤシライス、スイカ、漫画 |
声優 | 井野優 |
巴虎太郎はB級部隊柿崎隊に所属する若きボーダー隊員です。
外見は猫のような目と左右にばっさり分けた前髪が特徴の可愛らしい雰囲気の少年。
年上を敬うできた性格もあって周囲の隊員たちから可愛がられています。
まだ14歳ですが、ボーダー入隊は2年前と比較的早く、当時はボーダー唯一の小学生隊員として話題になったそうです。
4年前にボーダーの広報イベントに嵐山とともに参加していた柿崎を見て「かっこいい」と思ったらしく、柿崎隊へ自ら希望して入隊しました。
ちなみに、その広報イベントでの出来事は柿崎にとってはむしろ情けないトラウマであり、同柿崎隊の照屋は柿崎に対し「支えがいがありそう」と判断した模様。
柿崎が思ったほど「かっこよくない」ことが判明した後も柿崎への忠誠心が変わらないできたわんこです。
柿崎リスペクトを標榜しつつ、髪型は迅悠一の影響を受ける?
隊長柿崎へのリスペクトを前面に出しつつ、柿崎がどれだけ情けない姿を見せても彼を立てることを忘れない忠犬・虎太郎。
しかし虎太郎には、その髪型に関して迅悠一の影響を受けているとの疑いがかかっています(コミックスカバー裏のキャラクター紹介)。
迅悠一はS級(現A級ソロ)の(自称)実力派エリートで、柿崎の同い年の友人。
柿崎を通じて虎太郎とも接点があったでしょうから、そこから密かに憧れを抱き、浮気(?)してしまったのではないかと。
……まあ、可愛い系の虎太郎に柿崎の短髪は似合わないので、正しい判断ですよね。
ワールドトリガー、巴虎太郎の強さ
射程「2」のなんちゃってガンナー(実質オールラウンダー)
トリオン | 5 |
攻撃 | 7 |
防御・援護 | 5 |
機動 | 8 |
技術 | 6 |
射程 | 2 |
指揮 | 3 |
特殊戦術 | 2 |
合計 | 38 |
これが巴虎太郎のパラメーターです。
基本的にはバランスの良い能力の持ち主ですが、特徴的なのは射程の「2」。
虎太郎のポジションはガンナーなのですが、この射程の値は現在判明しているガンナーの中で最も低いものとなっています。
ガンナーはその使用する銃のタイプによって射程が大きく左右され、突撃銃タイプで「4」、散弾銃や拳銃タイプで「3」程度が一般的です(トリオン量にももちろん影響されますが)。
虎太郎以外だと一番射程が短いのが弓場の「2.5」。
弓場はリボルバータイプの拳銃を使い、威力を高めるために射程と弾数を切り詰めてこの値となっていますから、いかに虎太郎の「2」が低いかがわかります。
また、一般的なアタッカーが使う「旋空弧月(ブレードを瞬間的に伸長するトリガー)」の射程評価が「2」であることを踏まえても、ガンナーと呼ぶには短すぎる射程ですね。
虎太郎の戦闘スタイルは拳銃タイプのガンナートリガーとブレードトリガー「弧月」を組み合わせたもので、実質的にはオールラウンダー。
恐らく個人ポイントが足りずオールラウンダーと名乗れずにいるだけなのでしょう(オールラウンダーを名乗るにはガンナートリガー、ブレードトリガー両方で6000ポイント以上が必要)。
才能豊かで動きも非常に良いが、柿崎隊の存在が足かせに?
虎太郎はその機動力を活かして敵に斬り込み、ハウンド(誘導弾)を使った曲射で敵の守りを崩す戦法を得意としており、その動きは中々のもの。
作中では相手が空閑やヒュースとトップクラスの強敵ばかりだったため戦績は芳しくありませんが、判断力も悪くなく、実際にはもっと評価されていい隊員だと思いますね。
しかし虎太郎が所属する柿崎隊は、隊長の柿崎が良く言えば堅実、悪く言えば消極的な戦いをする部隊で、今のところ虎太郎や照屋といった優秀な隊員の能力を十全に引き出せているとは言えません。
上記のパラメーターもボーダー上層部がその隊員に下した評価ですから、部隊の評価に引きずられて虎太郎の能力が低く評価されている可能性も十分にあります。
今後、柿崎の隊長としての成長が虎太郎や照屋の成長にも大きく影響してくるだろうことは間違いありませんが、果たして……
ワールドトリガー、巴虎太郎はここが可愛い
女子オペレータ―陣から特に可愛がられるリア充
巴虎太郎はその年上を敬う謙虚な性格もあり、周囲の先輩たちからとても可愛がられていますが、特にそれが顕著なのが女子オペレータ―陣。
そりゃ、素直で礼儀正しい可愛いショタっ子とくれば、お姉さま方からも大人気ですよね。
遠征選抜試験のA級隊員による事前評価の際も、綾辻さんから名指しで「いい子」と評されており、そのリア充ぶりがうかがえます。
問題は虎太郎の魅力がどこまで通用するのか。
まさか「みかみか」のように真木理佐までメロメロにしてしまうようなことはないと思いますが……とは言え真木理佐や草壁早紀あたりとの絡みは少し見てみたい。
遠征選抜試験では面倒くさいメンバーもメロメロに?
遠征選抜試験で巴虎太郎が配属されたのは歌川1番隊。
隊長の歌川や空閑はともかく、守銭奴で協調性の低い漆間や男性恐怖症の志岐と、比較的面倒くさいメンバーが一緒になっていました。
志岐には弟がいるので、空閑や虎太郎なら比較的マシだろうと、歌川が密かに二人に志岐のことを頼みますが、初日はやはり志岐がガチガチになって作業が進まず出遅れ、それに漆間が不満を言うなど、あまりいい雰囲気ではありません。
しかし二日目には、徐々に志岐も虎太郎に慣れて、多少びくつきながらも自分から虎太郎に話しかけるまでに。
漆間も虎太郎には気安い態度を取り、空閑と共に密かに虎太郎の能力を高く評価している様子も見られました。
たった二日であの面倒くさい面子の雰囲気を改善したのですから虎太郎の愛され力は相当なものでね(個人的には生駒さんと双璧)。
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