今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、呪術界の中核「呪術高専」について解説していきます。
呪術高専とは呪術界における教育機関であると同時に呪術師たちを指揮・統率する実働部隊。
その成り立ちや業務内容などが複雑で、パッと聞いただけでは何をしている組織なのか分かりにくい部分があります。
本記事では改めて「呪術高専とは何か？」について、その呪術界での位置付けや業務内容、構成員（メンバー）などについて整理していこうと思います。
「呪術廻戦」呪術高専とは？
概要・成り立ち
呪術高専とは東京と京都に存在する国内2校のみの4年制の呪術教育機関。
正式名称は「東京都立（京都府立）呪術高等専門学校」で、表向きは宗教系学校を装っていますが運営費は国と都（あるいは府）が機密費として捻出しています。
元々呪術は御三家をはじめとした呪術師家系に伝わるものでしたが、歴史と共に呪術が体系化され、呪術師家系外の呪力保持者にも教育を施すことが可能に。
呪力を持ちながらそれを扱う技術や知識を持たない者の救済、またそうした者たちが呪詛師（人に害を為す呪術師）になることを防ぐため、教育機関としての呪術高専が設立されました。
なお、都が運営に参画しているのは呪いのレベルが地方とはまるで異なるため、府が参画しているのは京都が呪術の聖地であるためです。
入学するにはどうしたらいい？
呪術高専への入学経緯は多種多様です。
自薦他薦を問わず、呪術師家系の出身者、秘めた呪力故にスカウトされた者など、様々な生徒が入学しています。
独自に充実した訓練環境を持つ御三家の人間に入学義務はありませんが、一部の者は実力を証明するためといった独自の目的を持って呪術高専に入学することがあります。
「呪術廻戦」呪術高専の仕事は？
呪術高専の主な仕事は主に二つ。
①生徒たちへの教育
②任務の斡旋・サポート
①については改めて触れるまでもありませんから、ここでは②について解説していきます。
呪術高専は呪術界における実働部隊。
学生や卒業生たちに呪術師としての任務を割り当て、彼らを指揮統率しています。
作中で使用されている4級～1級、特級という等級（対呪霊用の格付）を呪術師に付与し、その実力を認定しているのも呪術高専。
呪術高専出身の呪術師たちの多くは学生の間だけでなく、卒業後も呪術高専を活動拠点とし、呪術高専から任務の斡旋やサポートを受けています。
「呪術廻戦」呪術高専の場所は？
呪術高専東京校は東京都郊外の山奥「筵山麓（むしろやまふもと）」に存在します。
山間を抜けると大きな山二つ分の面積に多数の寺社仏閣が立ち並んでおり、その全てが東京都立呪術高等専門学校の敷地。
その中枢には国内結界術の要「天元」が住まう「薨星宮（こうせいぐう）」が存在し、敷地内は天元の結界により守られています。
敷地内には校舎だけでなく生徒たちのための寮や食堂もあり、生徒たちは基本的にここで生活を送っています（教師も希望すれば寮に住むことが可能）。
関係者以外の業者の出入りが制限されているため、生徒たちは自販機など設備面にはやや不満を抱えているようです。
ちなみに敷地内に立ち並んでいる寺社仏閣はほとんどがハリボテ。
千を超える寺社仏閣は天元の結界術により日々その配置を変えており、そのうちの一つだけが危険度の高い呪物を納めた「忌庫」、そして天元の住まう「薨星宮」へと通じています。
「呪術廻戦」呪術高専の構成員（メンバー）
教師
1年生
＜京都校＞
新田新
2年生
3年生
4年生
今のところ、呪術廻戦では4年生は登場していません。
一応、呪術高専は4年制なのでいるとは思われますが、京都校との交流会編では3年生までの行事ということで登場無し。
ただその後も全く気配が感じられないことを考えると、実は任務で全滅している学年という可能性もありそうですね。
ちなみに、実は本当の高専は5年制（高校の教育3年＋大学の教育2年）なのですが、呪術高専は教えることがそんなにないので4年制（かつては5年制だった）。
最後の1年、5年目は過酷な仕事に就く前のモラトリアム期間ということで、本格的に働くまでに1年空けるのが通例となっているそうです（その間にバックレる奴もいるそうですが）。
その他（補助監督など）
＜呪術師＞
冥冥、七海健人など、高専出身の呪術師は、基本的に卒業後も高専に所属して活動しています。
＜窓＞
呪いを視認可能な非術師。
様々な職種について呪術師に協力しています。
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